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温故知新 作務衣(さむえ)製作34作 裂き織り

・ちょっと派手目な色使いの作務衣製作となりました。

裂き織りの作務衣です。
たて糸は、レインボーのように鮮やかになりました。
この鮮やかな色にウキウキします。
年のわりには、派手ですが・・・ 😛

ついついオレンジ色が多くなりました。
みかんは、あまり食べませんが、
オレンジ色が好きだー。
オレンジ色が好きな人は、多少変人が多いのかも
しれないと思い、色占いをネット調べてみると
別に変人でもありません。安心。

オレンジは明るくて元気になりそうな色で
夏の暑い日、また太陽のイメージが多いようです。
元気やエネルギー、活力といった感じですかね。
個人的には、吉野家の牛丼の看板です。!(^^)!

オレンジの発するメッセージは、
目標を達成したいと言う表れらしい。
自分の時間とエネルギーを準備し、自分自身を動機付ける色らしいが、
まさに、それが忍耐の手織りかも?
オレンジが好きな男性は、お人好しではしゃぎ屋さんらしい。
人との関わりが好きで、テンションが上がり、
時には度を越えて元気旺盛な態度をとるらしく、
愛想を振りまき、おしゃべりで、明るく、ムードメーカー的な
存在になるらしい。
意外と、この辺は、あるかも?
オレンジを好む男性はスポーツ選手や建築家、
デザイナー、落語家や喜劇俳優に多いそうだが、
あるあるな気もする。
オレンジ話で脱線してしましましたー。
ここは、占いの館ではない。 😛

私は、誕生日がハロウィンなので
かぼちゃ色かもしれませんね。チャンチャン。
カボチャ。――(゚∀゚)――!!
パンプキンが好きだー。



鮮やかだー。(((o(*゚▽゚*)o)))

糸を通しても鮮やかだー。

 
布になったらちょっと雰囲気が変わりましたが、
近くから見ると鮮やかなたて糸が見え隠れします。

紅のアクセントをいろいろと織り込んでいきます。

製作2016.3.22 春・夏・秋用の作務衣




いろんな種類の作務衣を製作してきましたが、
だんだんと、作務衣のクオリティーが、上がってきたように
感じるのは私だけでしょうか?
何事もコツコツとやれば上達はいたします。

手織りは、贅沢です。
時間と手間が織り込まれております。
安価で機能的な服がどこでも売られています。
あえて手織りの作務衣を着るのは、圧倒的な布の力を感じます。
いろんな感動の力がありますが、布にも力があります。
手織りは、やはり美しい。

※和装男子や和服男子は、初めての作務衣選びや作務衣のコーディネイト等メンズファッションの参考にして下さい。

●作務衣(さむえ)の豆知識

伝統和服の作務衣 (さむえ)。

似たようなモノはあれど海外のデザインとは、一線を画しているスタイルです。

伝統和服の作務衣 (さむえ)は、禅宗の僧侶が務め、 日々の雑事(作務)を行うときに着る衣のことと言われております。

掃除や薪割り、畑仕事など寺院を維持するための労働を行う時に着用する。作業着であるため、

正式の坐禅や法要の時には着用しないとされていましたが、 現在のような形の作務衣があらわれた時期ははっきりしませんが、古くとも明治以前にさかのぼるものではなく、 一説には昭和40年代ごろ寺で用いられたとも言われております。

今では、どちらかというと居酒屋、旅館などのユニフォームで見かけるほうが多いです。

私も作務衣製作にあたり上下作らないのは、ユニホームに見えてしまうので・・・。上着だけです。 :mrgreen: 

もちろん、お洒落な紳士も着用しておりますが、スニーカーより、雪駄や下駄が一番似合うような気がします。

冬の外出時、私は雪駄や下駄は寒いので苦手です。 🙁  

それでもスニーカーは、履きません。

伝統和服の作務衣 は、年中どこでも、十分くつろげます。

●「作務衣」とよく似た「甚平」との違い

甚平は「ジンベイ」と読みます。でも「ジンベー」や「ジンベェ」とも呼ばれています。 甚平は、夏用ですので、風通しをよくするために脇がタコ糸で編んであります また、作務衣と甚平の決定的な違いは、ズボンの長さです。

作務衣のズボンは足首まである長ズボン、甚平はひざ下ぐらいまでのハーフパンツです。 一番の違いはズボンにあるといっていいでしょう。 夏限定のくつろぎ着です。

簡単なご紹介をしましたが、 伝統和服の作務衣 は、紐で結んで着るという伝統の形です。 身体を締め付けず、サイズ調節も楽にできます。 着方に決まりはありません作務衣を着るのに、 特別なものを準備する必要はありません。

衿付きなので、きちんとしたイメージで、突然のお客様の前でも、失礼になりません。 程よいゆとりで動きやすいので、自宅でお仕事をされている方や 趣味の愛用着としても愛されています。

また、着脱がしやすいことから、パジャマや、ジャージの代わりに、 作務衣をご愛用される方も多いです。 作務衣姿は、清々しく老若男女を問わないスタイルです。

日本の伝統からか作務衣姿は、きりりと背筋がのびて見えます。 是非、一着どうぞ。

 

●裂織(さきおり)とは、傷んだり不要になったりした布を細く裂いてそれを緯糸(よこいと)として使用します。

麻糸などを経糸(たていと)として織り上げた織物や、それを用いて作った衣類のことです。

時代的には、江戸時代中期、寒冷な気候の東北地方等では、綿や絹などの繊維製品が貴重だった頃、

端切れを縫い合わせて布をつくり、布を衣類等にします。

そして、擦り切れてきて、布がクタクタになると今度は、縫い目をほどいて、端切れに戻し、それを裂いて長い紐状にして 丈夫な麻糸等を経糸とし、緯糸に端切れの紐を用いて布にして再利用します。

布が貴重な時代だったので今の時代のように簡単に捨てることなく資源として使いきっていました。

さらに衣服の裂織が使い古されると、最後は裂いて組み紐に作り直し、背負子(しょいこ)などに利用されます。

最後の役割を終えた紐は、火を付けて燃やされ、農作業中に煙を虫除けとして使い、灰は土に返えりました。

一枚の布に家族の歴史と息づかいがあります。

捨てることなく生活の知恵としての循環型リサイクルですが、現代では、真似することができません。

裂織は、今では、使い心地やデザインが好まれ、幅広い年齢層の方に愛されています。

手作業の為大量生産されず服としては、あまり見かけることはありません。

ほとんどの服は、個人の楽しみとされ大きな流通販売はされていません。

理由は、完成までに時間も費用もかかります。 古い文化の民芸品やアンティークとされる襤褸(らんる)や裂き織り等が、スポットライトを浴びることもあります。

迫力のある力強い生命力のようなものを裂織りや襤褸の力により人は魅了されるのだと思います。 私もその真似事をして楽しんでおります。