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温故知新 作務衣(さむえ)製作32作

・臙脂(えんじ)色の帆布と麻の手織りの切り返しの作務衣。

今回の作務衣は、帆布です。
帆布と聞くと、文字通り帆を張って風を受けて
進む帆船を想像します。
でも、どちらかというと中学生の時に使った、
雑のうカバン。(学生肩掛鞄)を創造しますよね。
それも白でした。汚れたら、洗濯します。
思春期、途中から色気づくと、
ファッションは、VANです。\(^o^)/ バン。
ビリーバンバンでは、ありません。
トラディショナル メンズ ファッションのVAN。
VANの布バックを使っていたことを思い出しました。
VANは、まだ、ありますね~。販売されています。
懐かしい。

あー、また、話がそれた。 😎
この歳になり帆布で服を作るとは思いもしなかった。
それも作務衣、トラディショナルとも言える。
帆布も厚手から薄手までありますが、
あまり厚いと肩が凝りそうで、薄手にしましたが、
それでもゴツゴツ感は、あります。
丈夫そうな布です。
自分が着るのでどうしても繊細な生地より
丈夫なものを選んでしまいがちです。
老後になっても着れる作務衣。
今から、準備しています。
風変りなおじいちゃんを目指します。


手織りの作務衣ができるはずでしたが、
6メートルの反物の織りを失敗しました。 😯
やっちまった。やっちまったダー。 :mrgreen:

右端の織りの部分がスカスカです。
布になってません。細い綿糸でやっていたのですが、
無残です。修正は、できません。
糸の張りが悪かったのか、織り方が悪かったのか、
理由はわかりませんが、生地としてはアウトです。
このまま、行くわけにはいきません。

仕方ない、いつものように。
えーい。方向転換。
麻糸で織ってしまえー。
頭を切り替えて、丈夫な、麻、光沢のいい麻で織りなおしました。
たて糸がいい感じです。自画自賛 😛


もう、織って織って織りまくれです。
一心不乱に織りつづけていきます。
シッカリしたたて糸なのでよこ糸は、二本取りして
ザックリ感を出しています。

 

写真を見ると綿の部分が細く、麻の方が幅広になっています。
糸の太さで、織り幅が変わってしまいました。
使えるのは、麻布の部分だけです。
長さも限りがありますので、半身だけ使用して
麻と帆布の切り返しになりました。
洗濯すると二つの異なる繊維の縮みがどうなるか心配しましたが、
大丈夫でした。
麻の光沢感が、自分が思っていた以上に
いい感じで仕上がりました。
失敗は、成功の元かもしれません。
面白く仕上がりました。

反物は、美しい。1枚の抽象画です。


こんなことすると、デザイナーみたい。 🙂

製作2015.9.2 春・夏・秋用の作務衣



和装男子や和服男子は、作務衣選びや
メンズファッションの参考にして下さい。

●作務衣(さむえ)の豆知識

伝統和服の作務衣 (さむえ)。

似たようなモノはあれど海外のデザインとは、一線を画しているスタイルです。

伝統和服の作務衣 (さむえ)は、禅宗の僧侶が務め、 日々の雑事(作務)を行うときに着る衣のことと言われております。

掃除や薪割り、畑仕事など寺院を維持するための労働を行う時に着用する。作業着であるため、

正式の坐禅や法要の時には着用しないとされていましたが、 現在のような形の作務衣があらわれた時期ははっきりしませんが、古くとも明治以前にさかのぼるものではなく、 一説には昭和40年代ごろ寺で用いられたとも言われております。

今では、どちらかというと居酒屋、旅館などのユニフォームで見かけるほうが多いです。

私も作務衣製作にあたり上下作らないのは、ユニホームに見えてしまうので・・・。上着だけです。 :mrgreen: 

もちろん、お洒落な紳士も着用しておりますが、スニーカーより、雪駄や下駄が一番似合うような気がします。

冬の外出時、私は雪駄や下駄は寒いので苦手です。 🙁  

それでもスニーカーは、履きません。

伝統和服の作務衣 は、年中どこでも、十分くつろげます。

●「作務衣」とよく似た「甚平」との違い

甚平は「ジンベイ」と読みます。でも「ジンベー」や「ジンベェ」とも呼ばれています。 甚平は、夏用ですので、風通しをよくするために脇がタコ糸で編んであります また、作務衣と甚平の決定的な違いは、ズボンの長さです。

作務衣のズボンは足首まである長ズボン、甚平はひざ下ぐらいまでのハーフパンツです。 一番の違いはズボンにあるといっていいでしょう。 夏限定のくつろぎ着です。

簡単なご紹介をしましたが、 伝統和服の作務衣 は、紐で結んで着るという伝統の形です。 身体を締め付けず、サイズ調節も楽にできます。 着方に決まりはありません作務衣を着るのに、 特別なものを準備する必要はありません。

衿付きなので、きちんとしたイメージで、突然のお客様の前でも、失礼になりません。 程よいゆとりで動きやすいので、自宅でお仕事をされている方や 趣味の愛用着としても愛されています。

また、着脱がしやすいことから、パジャマや、ジャージの代わりに、 作務衣をご愛用される方も多いです。 作務衣姿は、清々しく老若男女を問わないスタイルです。

日本の伝統からか作務衣姿は、きりりと背筋がのびて見えます。 是非、一着どうぞ。