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温故知新 作務衣(さむえ)製作25作 裂き織り

・裂き織りの反物で作務衣を更にもう1枚

25作目の作務衣では、両袖の生地が違っていたため
今度は、同じ裂き織りの生地で1着作れるだけの反物を
織り上げてみよう。
まずは、どんな色の作務衣か?
青系にしよう。
得意のひらめきです。💡

よく考えたら糸がない。
経糸がない。
教室の糸ではなく自分で用意しよう。
さて、問題です。

糸はどこで買いますか?
答え:糸のきんしょう

糸のきんしょうです。
あるわあるわ、いろんな糸。
糸の強さってわかりますか?
太い糸は強い、確かに一理ありますが、
素材によっても異なります。
とりあえず丈夫な絹糸、
光沢のある絹糸、
予算度外視の絹糸。

糸の単位は、長さでなく重量です。知らなかった~。
1巻あたり重量です。 😳
長さで売ってません。
ネットで買い物完了。

この作務衣ができるまでには、
布を織るための裂き織りの布玉が必要です。

布玉作り開始~。
ヤフオクで購入した大量の着物の裏地。
色焼けや色あせのくたびれた生地です。
せっせと裂こう、いや、切ります。

定規には、取っ手をつけたほうが楽に切れます。
クロバーの定規用ハンドルです。
紺色の布玉を作ります。

薄い青も追加。

えーい。ネクタイも切っちゃえー。なんでも織り込め~。
絞りのネクタイの凸凹感が、
上手く作品にいかせればいいなー。

夜な夜な作業してますが、定規で切るのも疲れます。
眼精疲労に肩こり、腰痛、手は腱鞘炎になりそうです。
ある程度の布玉ができると織り始めます。


気分を変えて緯糸もかわります。
裂き織りの場合は、布で織るので緯糸が太い為、
どんどん織り上がりますが、すぐに布玉がなくなります。
ここが、ネクタイだなー。

2014.1.20反物製作

2014.2.11作務衣製作 春・夏・秋・冬用


背中のラインがなかなかいいですね。


左の胸に、ネクタイが織り込まれています。 🙂



今回の襟と肩裏の生地は、、ぬくもり工房の無地紬 緋(あけ)-茜と灰の褐色味ある赤 カット売りです。
丈夫でシッカリしています。

和装男子や和服男子は、作務衣選びや作務衣のメンズファッションの参考にして下さい。

●作務衣(さむえ)の豆知識

伝統和服の作務衣 (さむえ)。

似たようなモノはあれど海外のデザインとは、一線を画しているスタイルです。

伝統和服の作務衣 (さむえ)は、禅宗の僧侶が務め、 日々の雑事(作務)を行うときに着る衣のことと言われております。

掃除や薪割り、畑仕事など寺院を維持するための労働を行う時に着用する。作業着であるため、

正式の坐禅や法要の時には着用しないとされていましたが、 現在のような形の作務衣があらわれた時期ははっきりしませんが、古くとも明治以前にさかのぼるものではなく、 一説には昭和40年代ごろ寺で用いられたとも言われております。

今では、どちらかというと居酒屋、旅館などのユニフォームで見かけるほうが多いです。

私も作務衣製作にあたり上下作らないのは、ユニホームに見えてしまうので・・・。上着だけです。 :mrgreen: 

もちろん、お洒落な紳士も着用しておりますが、スニーカーより、雪駄や下駄が一番似合うような気がします。

冬の外出時、私は雪駄や下駄は寒いので苦手です。 🙁  

それでもスニーカーは、履きません。

伝統和服の作務衣 は、年中どこでも、十分くつろげます。

●「作務衣」とよく似た「甚平」との違い

甚平は「ジンベイ」と読みます。でも「ジンベー」や「ジンベェ」とも呼ばれています。 甚平は、夏用ですので、風通しをよくするために脇がタコ糸で編んであります また、作務衣と甚平の決定的な違いは、ズボンの長さです。

作務衣のズボンは足首まである長ズボン、甚平はひざ下ぐらいまでのハーフパンツです。 一番の違いはズボンにあるといっていいでしょう。 夏限定のくつろぎ着です。

簡単なご紹介をしましたが、 伝統和服の作務衣 は、紐で結んで着るという伝統の形です。 身体を締め付けず、サイズ調節も楽にできます。 着方に決まりはありません作務衣を着るのに、 特別なものを準備する必要はありません。

衿付きなので、きちんとしたイメージで、突然のお客様の前でも、失礼になりません。 程よいゆとりで動きやすいので、自宅でお仕事をされている方や 趣味の愛用着としても愛されています。

また、着脱がしやすいことから、パジャマや、ジャージの代わりに、 作務衣をご愛用される方も多いです。 作務衣姿は、清々しく老若男女を問わないスタイルです。

日本の伝統からか作務衣姿は、きりりと背筋がのびて見えます。 是非、一着どうぞ。