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温故知新 作務衣(さむえ)製作24作 裂き織り

・裂き織りの作務衣に挑戦

手織り教室で習いながら、習うというより楽しみながら。
布から作るなんて想像して下さい。
今度は、どんなものにしようかと、
趣味の世界ですから、
時間やコストは、完全無視です。
素人だからやれる凄さ。 🙂

この作務衣は、裂き織りによる初めての作品です。
いきなりできるはずは、ありません。
最初に、簡単なスケッチをします。
スケッチと言っても漫画です。 🙂
『袖は、とりあえず茶色にしよう。茶色と相性がいいのは、白かな?
襟の色も茶色でいこうかな?』
この程度です。
ひらめきだけの人生。

ひらめきは、簡単。
実現させるには、コツコツと忍耐。
自分で織り上げていくしかな~い。
両袖は既成の木綿ですが、身ごろはすべて裂いた綿生地で織り上げています。

2013.11.29製作 秋・冬用作務衣



反物ができるまでにずいぶん時間がかかります。
織りだす前の準備もあります。
糸で織るのではく、布で織ります。
細い布です。

裂き織りは、本来、着古した布などを捨てずに
もう一度、裂いて緯糸の代わりに布にしてリサイクルする。
裂いて織る、だから裂き織りです。
東北、北国では、繊維が貴重品だったので
捨てない知恵です。
いつまでも、使う、破れると、あて布をする。
布団でもなんでも古くなっても捨てない。
今の時代は、簡単に服を捨てますよね。
物はあふれ、服も使い捨ての時代になってしまいました。
メーカーもトレンドを売らなければやっていけないし、
経済活動の仕組みがそうさせています。
なんとかできないものか?

私が、作務衣を作る理由の一つに、
作務衣は、モデルチェンジがない、着物と同じで
普遍的で伝統的なシルエットです。
多少の変化があっても、いつまでも着れる。
おじいちゃんになっても着れる。
そうです。
私は、老後の服を作り続けています。
誰よりもお洒落なおじいちゃんを目指してます。 😆

話は、それましたが、裂き織りの布は、
今ままで作った作務衣の余りの布、端切れを使います。
シッカリした生地です。手では、裂けません。
薄いハンカチのようには、裂けません。

夜な夜なカッターで切って、細い布を作ります。
反物の分だけ、糸玉が、たくさん必要です。
普通のカッターナイフでは、切れません。
サークルカッターです。
ピザ屋さんでピザを切るカッターと同じです。 :mrgreen:







裏地は、ぬくもり工房 の 無地もめん 抹茶色 カット売りです。
薄くて丈夫で裏地にも使えます。

作務衣メンズファッションの参考にして下さい。

●作務衣(さむえ)の豆知識

伝統和服の作務衣 (さむえ)。

似たようなモノはあれど海外のデザインとは、一線を画しているスタイルです。

伝統和服の作務衣 (さむえ)は、禅宗の僧侶が務め、 日々の雑事(作務)を行うときに着る衣のことと言われております。

掃除や薪割り、畑仕事など寺院を維持するための労働を行う時に着用する。作業着であるため、

正式の坐禅や法要の時には着用しないとされていましたが、 現在のような形の作務衣があらわれた時期ははっきりしませんが、古くとも明治以前にさかのぼるものではなく、 一説には昭和40年代ごろ寺で用いられたとも言われております。

今では、どちらかというと居酒屋、旅館などのユニフォームで見かけるほうが多いです。

私も作務衣製作にあたり上下作らないのは、ユニホームに見えてしまうので・・・。上着だけです。 :mrgreen: 

もちろん、お洒落な紳士も着用しておりますが、スニーカーより、雪駄や下駄が一番似合うような気がします。

冬の外出時、私は雪駄や下駄は寒いので苦手です。 🙁  

それでもスニーカーは、履きません。

伝統和服の作務衣 は、年中どこでも、十分くつろげます。

●「作務衣」とよく似た「甚平」との違い

甚平は「ジンベイ」と読みます。でも「ジンベー」や「ジンベェ」とも呼ばれています。 甚平は、夏用ですので、風通しをよくするために脇がタコ糸で編んであります また、作務衣と甚平の決定的な違いは、ズボンの長さです。

作務衣のズボンは足首まである長ズボン、甚平はひざ下ぐらいまでのハーフパンツです。 一番の違いはズボンにあるといっていいでしょう。 夏限定のくつろぎ着です。

簡単なご紹介をしましたが、 伝統和服の作務衣 は、紐で結んで着るという伝統の形です。 身体を締め付けず、サイズ調節も楽にできます。 着方に決まりはありません作務衣を着るのに、 特別なものを準備する必要はありません。

衿付きなので、きちんとしたイメージで、突然のお客様の前でも、失礼になりません。 程よいゆとりで動きやすいので、自宅でお仕事をされている方や 趣味の愛用着としても愛されています。

また、着脱がしやすいことから、パジャマや、ジャージの代わりに、 作務衣をご愛用される方も多いです。 作務衣姿は、清々しく老若男女を問わないスタイルです。

日本の伝統からか作務衣姿は、きりりと背筋がのびて見えます。 是非、一着どうぞ。