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温故知新 作務衣(さむえ)製作23作

・秋らしい縞の綿麻生地で作務衣製作

素敵な厚手の綿麻の反物に出会いました。
今は、廃盤になっていると思いますが、
表地は、ぬくもり工房 の友市シリーズの生地です。
少しゴツゴツした感じが、素敵です。
色合いもなかなかです。
大胆な配色です。

手織りを習い始めてから、生地を見る視点が変わりました。

人の服を見る時も素敵な服だなというところから
生地は、どうなんだろう?
生意気にも、失礼ながらも見てしまいます。
特に織物は、街ではあまり見かけません。
ですので、余計に見てしまいます。

生地の購入の際は、織りの配色や経糸、緯糸等を
参考にしながらどうやって織っているのだろうか?
なんて考えながら見ています。
生地というより一つ一つの作品に見えてきます。

さて、今回のこの生地を活かそう。
この生地、季節感としては、秋、紅葉、晩秋、枯れ葉、
落ち葉、もみじ、銀杏、里山、枯れ木、栗。
そんなイメージです。
綿と麻が秋らしくもあります。
あえて裏地付です。
この赤茶の裏地が、山肌の赤土、
粘土をイメージします。
いちいち、ここまで、説明付きです。 😉

私は、縫製はできませんので、
生地を選んでイメージするところまでです。
完成は、イメージしていますので
それなりの指示はしますが、お任せです。
自分で縫うまでは考えておりません。
あくまで趣味ですので・・・。

この色をこの場所に使うとか、
ポケットの色をどのようにするとか、
細かいところは、縫製の方にお任せです。
それでも、思ったように仕上げて頂いてます。感謝。

生地を探して縫うだけでも、
完全にセミオーダーな作務衣に仕上がっています。
調子にのって首に麻のストールなんか巻いて
写真で見るとなかなかのものです。(自画自賛)
この作務衣は、プレゼントとなりました。
達者でなーっ。別れは、いつも寂しい。

2013.11.1製作 秋用作務衣






なんかいい雰囲気でてますよー。

裏地は、ぬくもり工房 の 無地もめん 赤茶色 カット売りです。
ちょっとした、和裁ができる方なら、お手持ちの作務衣をもとに
簡単にできます。是非、自分で一着作りましょう。

作務衣メンズファッションの参考にして下さい。

●作務衣(さむえ)の豆知識

伝統和服の作務衣 (さむえ)。

似たようなモノはあれど海外のデザインとは、一線を画しているスタイルです。

伝統和服の作務衣 (さむえ)は、禅宗の僧侶が務め、 日々の雑事(作務)を行うときに着る衣のことと言われております。

掃除や薪割り、畑仕事など寺院を維持するための労働を行う時に着用する。作業着であるため、

正式の坐禅や法要の時には着用しないとされていましたが、 現在のような形の作務衣があらわれた時期ははっきりしませんが、古くとも明治以前にさかのぼるものではなく、 一説には昭和40年代ごろ寺で用いられたとも言われております。

今では、どちらかというと居酒屋、旅館などのユニフォームで見かけるほうが多いです。

私も作務衣製作にあたり上下作らないのは、ユニホームに見えてしまうので・・・。上着だけです。 :mrgreen: 

もちろん、お洒落な紳士も着用しておりますが、スニーカーより、雪駄や下駄が一番似合うような気がします。

冬の外出時、私は雪駄や下駄は寒いので苦手です。 🙁  

それでもスニーカーは、履きません。

伝統和服の作務衣 は、年中どこでも、十分くつろげます。

●「作務衣」とよく似た「甚平」との違い

甚平は「ジンベイ」と読みます。でも「ジンベー」や「ジンベェ」とも呼ばれています。 甚平は、夏用ですので、風通しをよくするために脇がタコ糸で編んであります また、作務衣と甚平の決定的な違いは、ズボンの長さです。

作務衣のズボンは足首まである長ズボン、甚平はひざ下ぐらいまでのハーフパンツです。 一番の違いはズボンにあるといっていいでしょう。 夏限定のくつろぎ着です。

簡単なご紹介をしましたが、 伝統和服の作務衣 は、紐で結んで着るという伝統の形です。 身体を締め付けず、サイズ調節も楽にできます。 着方に決まりはありません作務衣を着るのに、 特別なものを準備する必要はありません。

衿付きなので、きちんとしたイメージで、突然のお客様の前でも、失礼になりません。 程よいゆとりで動きやすいので、自宅でお仕事をされている方や 趣味の愛用着としても愛されています。

また、着脱がしやすいことから、パジャマや、ジャージの代わりに、 作務衣をご愛用される方も多いです。 作務衣姿は、清々しく老若男女を問わないスタイルです。

日本の伝統からか作務衣姿は、きりりと背筋がのびて見えます。 是非、一着どうぞ。