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温故知新 作務衣(さむえ)製作20作

・美しい日本の縞柄を作務衣にしてみました。

美しい作務衣は、自分のひとつのテーマです。
重厚で構えるような作務衣でなくて、
普段使いができて、日本の和服の良さが、
伝わるような作務衣を目指しています。

生地の色彩、色調が日本人らしい、どこか懐かしい感じを
求めているのかもしれません。
今回は、今までになく前身ごろを切り返して
雰囲気を変えています。
この配色、縞紬の暁色のグラデーションが美ししく
半身だけに使用したのが良かったように思います。
肩裏も暁のグラデーションで仕上げています。
やってみないとわかりませんでしたが、
結果OKだったかも。
今思うと生地があってデザインする、
もしくは、素材にあわせてデザインをするという作業を
繰り返していたように思います。
春夏用の作務衣として着てみたいと思います。

2013.4.14製作 春・夏・秋用作務衣



遊び心で袖の裏も裏地を縫いあわせています。
紐の部分は、両面生地を使い分けています。

作務衣製作の生地は、
静岡より江戸時代から伝わる伝統織物の ぬくもり工房 より生地を選びます。
たくさんのいろんな生地があります。

無地紬 樺茶色 カット売り可。生地巾 約40cm
上品な色です。
生地もシッカリしています。

縞紬 暁(あかつき)カット売可。生地巾 約36cm
グラデーションのような縞がきれいです。
生地もシッカリしています。
この2枚があればとりあえず後は、縫製で仕上がります。
作務衣の型があれば、誰でも簡単に何枚でも製作可能です。
この作務衣は、丈夫で長持ちしています。
全然、くたびれた感じはありません。

いろんな生地があります。
組み合わせ次第で、本来、デザインは無限にあるはずですが、
人それぞれ、センスもあり
好き嫌いもあるでしょうが、
無限の中から、自分なりに抽出されたものが個性です。
その個性を楽しんで自分なりの一着を作って下さい。

作務衣メンズファッションの参考にして下さい。

●作務衣(さむえ)の豆知識

伝統和服の作務衣 (さむえ)。

似たようなモノはあれど海外のデザインとは、一線を画しているスタイルです。

伝統和服の作務衣 (さむえ)は、禅宗の僧侶が務め、 日々の雑事(作務)を行うときに着る衣のことと言われております。

掃除や薪割り、畑仕事など寺院を維持するための労働を行う時に着用する。作業着であるため、

正式の坐禅や法要の時には着用しないとされていましたが、 現在のような形の作務衣があらわれた時期ははっきりしませんが、古くとも明治以前にさかのぼるものではなく、 一説には昭和40年代ごろ寺で用いられたとも言われております。

今では、どちらかというと居酒屋、旅館などのユニフォームで見かけるほうが多いです。

私も作務衣製作にあたり上下作らないのは、ユニホームに見えてしまうので・・・。上着だけです。 :mrgreen: 

もちろん、お洒落な紳士も着用しておりますが、スニーカーより、雪駄や下駄が一番似合うような気がします。

冬の外出時、私は雪駄や下駄は寒いので苦手です。 🙁  

それでもスニーカーは、履きません。

伝統和服の作務衣 は、年中どこでも、十分くつろげます。

●「作務衣」とよく似た「甚平」との違い

甚平は「ジンベイ」と読みます。でも「ジンベー」や「ジンベェ」とも呼ばれています。 甚平は、夏用ですので、風通しをよくするために脇がタコ糸で編んであります また、作務衣と甚平の決定的な違いは、ズボンの長さです。

作務衣のズボンは足首まである長ズボン、甚平はひざ下ぐらいまでのハーフパンツです。 一番の違いはズボンにあるといっていいでしょう。 夏限定のくつろぎ着です。

簡単なご紹介をしましたが、 伝統和服の作務衣 は、紐で結んで着るという伝統の形です。 身体を締め付けず、サイズ調節も楽にできます。 着方に決まりはありません作務衣を着るのに、 特別なものを準備する必要はありません。

衿付きなので、きちんとしたイメージで、突然のお客様の前でも、失礼になりません。 程よいゆとりで動きやすいので、自宅でお仕事をされている方や 趣味の愛用着としても愛されています。

また、着脱がしやすいことから、パジャマや、ジャージの代わりに、 作務衣をご愛用される方も多いです。 作務衣姿は、清々しく老若男女を問わないスタイルです。

日本の伝統からか作務衣姿は、きりりと背筋がのびて見えます。 是非、一着どうぞ。