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温故知新 作務衣(さむえ)製作16作

・デニムの作務衣(さむえ)が誕生。

作務衣製作も15枚を超えて、
ずいぶん生地の調達で悩んでましたが、たどりついた答えが、
倉敷だからデニムを使ってみようかな?
誰でも考える安易な発想です。 🙂
一度は通る道。
倉敷の児島と言えば、ジーンズにおいては、国内トップクラスです。
当然、生地屋さんもあります。
いろいろ探して、最後は、
知人を通じてデニムの生地屋さんを紹介してもらいました。
児島の繊維業界も誰でも相手にはしてくれません。
その業界には、その業界のルールがあるのでしょう。

デニムと言っても目利きができるわけではありません。
ワインをはじめいろんなソムリエがありますが・・・。
デニムも、2013年より「ジーンズソムリエ資格認定制度」なるものがあり、
ジーンズに関する深い知識や価値を伝えられるプロフェッショナルな
人材を育成するため、全国で試験を実施するほどですよね。
当然、私は、資格なしです。 😥

話が脱線しましたが、業者様を訪問、基本、小売りはしてないようです。
単位は、メートル単位で販売。
なので2.5メートルの長さでロール巻きを下さいと言っても、
3メートルにして下さいと言われます。
メートル単位の売りです。
手芸店では、ありませんので、10cmm単位で下さい
というわけにはいきません。
デニムの目利きができない私にもわかりやすく
説明してくれました。
厚さとか染めとか手触りやエイジングなど。
デニムの種類は、たくさんあって選ぶのに時間がかかりました。

私の作務衣のイメージは、ゴツゴツのデニムをザブザブ洗えるイメージです。
このデニム、生地の重さで14.5オンス、通常より厚いです。
ブルーのデニムではありません。
色で言うなら、日本の和色で灰汁色(あくいろ)に近いのでしょうか?
樺茶色(かばちゃいろ)でしょうか?
渋い色です。
ポケットのラインや、紐、肩裏の生地は、日本の綿生地の縞柄です。
何か和柄と融合させたかったのでしょう。

新しい型より以前お世話になった縫製工場ではなく、
小さな縫製屋さんに頼みました。
簡単なマンガを描いたものが指示書です。
一枚一枚、微調整をしながらお願いしていきます。
ある意味、小回りが利いてよく内容を把握してもらえるので
助かります。

デニムで作るだけで、おしゃれな感じがします。
タフな作務衣にも見えてきます。
基本上着だけしか製作しないので、
デニムの上着だからそのまま、ジーンズの上に着ればバッチりです。
着つぶしてみたい作務衣ですが、現在、タンスで眠っています。 😆

ここまできてようやくオリジナルの作務衣が形になってきているようです。
まだまだこれからですが、型って大事ですね。

1.樺茶色のデニム 肩裏付
2013.2.8


作務衣メンズファッションの参考にして下さい。

●作務衣(さむえ)の豆知識

伝統和服の作務衣 (さむえ)。

似たようなモノはあれど海外のデザインとは、一線を画しているスタイルです。

伝統和服の作務衣 (さむえ)は、禅宗の僧侶が務め、 日々の雑事(作務)を行うときに着る衣のことと言われております。

掃除や薪割り、畑仕事など寺院を維持するための労働を行う時に着用する。作業着であるため、

正式の坐禅や法要の時には着用しないとされていましたが、 現在のような形の作務衣があらわれた時期ははっきりしませんが、古くとも明治以前にさかのぼるものではなく、 一説には昭和40年代ごろ寺で用いられたとも言われております。

今では、どちらかというと居酒屋、旅館などのユニフォームで見かけるほうが多いです。

私も作務衣製作にあたり上下作らないのは、ユニホームに見えてしまうので・・・。上着だけです。 :mrgreen: 

もちろん、お洒落な紳士も着用しておりますが、スニーカーより、雪駄や下駄が一番似合うような気がします。

冬の外出時、私は雪駄や下駄は寒いので苦手です。 🙁  

それでもスニーカーは、履きません。

伝統和服の作務衣 は、年中どこでも、十分くつろげます。

●「作務衣」とよく似た「甚平」との違い

甚平は「ジンベイ」と読みます。でも「ジンベー」や「ジンベェ」とも呼ばれています。 甚平は、夏用ですので、風通しをよくするために脇がタコ糸で編んであります また、作務衣と甚平の決定的な違いは、ズボンの長さです。

作務衣のズボンは足首まである長ズボン、甚平はひざ下ぐらいまでのハーフパンツです。 一番の違いはズボンにあるといっていいでしょう。 夏限定のくつろぎ着です。

簡単なご紹介をしましたが、 伝統和服の作務衣 は、紐で結んで着るという伝統の形です。 身体を締め付けず、サイズ調節も楽にできます。 着方に決まりはありません作務衣を着るのに、 特別なものを準備する必要はありません。

衿付きなので、きちんとしたイメージで、突然のお客様の前でも、失礼になりません。 程よいゆとりで動きやすいので、自宅でお仕事をされている方や 趣味の愛用着としても愛されています。

また、着脱がしやすいことから、パジャマや、ジャージの代わりに、 作務衣をご愛用される方も多いです。 作務衣姿は、清々しく老若男女を問わないスタイルです。

日本の伝統からか作務衣姿は、きりりと背筋がのびて見えます。 是非、一着どうぞ。